単行本

米政策改革大綱早わかり Q&A集



         米政策改革基本要綱(案)


    はじめに

 農林水産省は、米及び稲作の重要性にかんがみ、これまで米及び水田農業に関する各種の施策を実施してきた。これらの施策は、一定の効果を上げてきたが、以下の問題点が指摘されている。

@ 施策の全体の組み立てがわかりにくく、また、助成体系が複雑であることから、「誰のため何のための生産調整か」など施策の意図が関係者に十分理解できない状況にある。
A 生産調整目標面積の達成が至上命題化し、需要に見合った売れる米づくりを行 う意識の醸成を阻害している、米の生産と減産の両方に助成を行っているなど、
 施策が非効率なものとなっている。
B 生産調整の配分の理由やその決定過程において透明性が確 保されてきたとはいえず、また、政策効果が検証されてきていない。

 このため、これらの指摘されている問題点を踏まえ、水田農業政策と米政策の抜本的な見直しと、その再構築が急務である。そして、その再構築の基本方向は、国民の理解が得られ、農業者をはじめとする水田農業・米経済に携わる人々の創意と工夫が発揮できるものでなければならない。

 このような観点から、本要綱は、これまでの水田農業政策と米政策の反省点を踏まえて行う今回の米政策の改革の全体像を分かりやすく総合的に取りまとめたものである。
目   次
 
米政策改革基本要綱
 
1. 全般
1.何故今、米政策の改革を行うのですか
2.今回の米政策の改革の理念は何ですか
3.今後の米政策が分かりやすくなるとはどういうことですか
4.今後の米政策が効率的になるとはどういうことですか
5.今後の米政策において透明性が確保されるとはどういうことですか
6.今回の米政策の改革は、農業者にとってどんなメリットがあるのですか
7.今回の米政策の改革は、お米の流通・加工業者にとってどんなメリットがあるのですか
8.今回の米政策の改革は、消費者にとってどんなメリットがあるのですか
9.米政策の改革の今後のスケジュールを教えてください 37
10. 需給調整システムについて、「農業者・農業者団体が主役となるシステム」とはどのようなものですか
11. 大綱には「農業者・農業者団体が主役となるシステムにおける国及び地方公共団体の役割を食糧法上明確に位置付ける」とあるが、具体的にはどうなるのか
12. 「農業者・農業者団体が主役となるシステム」に完全に移行するまでの期間、国はどのような役割を果たすのですか
13. 「米づくりの本来あるべき姿」においては、生産調整に対する国の関与は具体的にどうなるのか
14. 条件が整わない場合、20・22年の目標が後倒しされるのですか
15. 今回の米政策の改革によって、中山間地域の農業はどのように変わる
のですか
16. 今回の米政策の改革により、零細農家や兼業農家は切り捨てられることはないのですか
17. 今回の米改革は、自給率の向上に寄与するのですか
18. ミニマム・アクセス米を輸入しながら米政策の改革は行えるのですか
 
2. 第三者機関的な組織
19. 第三者機関的な組織について教えてください
20. 第三者機関的な組織を活用することで、需要を今より正確に見通すことができるようになるのですか
   
3. 供給量調整手法等
21. 平成16年度以降の新たな生産調整システムの仕組みを教えてください
22. 今回の生産調整制度の見直しにより、生産者にとって何が良くなるのですか
23. 今回の生産調整手法の見直しにより、不公平・不公平感の問題は解決されるのですか
24. 生産調整の実施状況の確認は、どのように行うのですか 58
25. 今回の生産調整方式の変更により、地方公共団体の事務負担はどの程度軽減されるのですか
  
4. メリット措置
26. 産地づくり対策について教えてください
27. 産地づくり対策の助成水準はどうなるのですか
28. 米価下落影響緩和対策の仕組みを教えてください
 
5. 過剰米処理対策
29. 新たな過剰米処理対策(過剰米短期融資制度)の仕組みを教えてください
30. 現行の過剰米処理と比べて、農家にとって何がよくなるのですか
31. 融資単価水準を低く設定すると、米価は下落するのではないですか
  
6. 備蓄手法の見直し
32. 政府買入に入札手法を導入する理由を教えて下さい
33. 適正な備蓄水準とされる100万トンは少なすぎるのではないですか
   
7. 流通・価格形成
34. 米の流通制度は具体的にどのように変わるのですか
35. 「米に関する需給情報」の具体的な内容を教えてください
36. 「米の取引の場を育成・拡充」の具体的な内容を教えてください
37. 安定供給支援法人(仮称)とはどのようなことを行う法人ですか
38. 安定供給のための自主的な取組とは、具体的にどのような取組ですか
39. 債務保証による支援とは、具体的にどのような支援ですか
40. 米の適正表示の確保、トレーサビリティシステム導入について具体的に教えてください
41. 米の安全性確保策の強化について、具体的に教えてください
42. 米の消費拡大策の具体的な内容を教えてください
43. 不測時における米の供給確保策について教えて下さい
 
8. 経営政策
44. 今後の水田農業政策における担い手政策について教えてください
45. 担い手経営安定対策について教えてください
46. 集落型経営体とはどのようなものですか
 
9. 水田利用のあり方
47. 米の需要が減る中で、今後、水田の有効利用が十分行われるのですか
48. 畑地化は、どのような地域で推進するのですか
 
10. 農業生産対策
49. 麦・大豆の品質向上に対する支援策を教えてください
50. 耕畜連携を推進するための支援策を教えてください
 
11. その他
51. チェックシステムはどのように働くのですか
 
参考資料


発行日 平成15年3月20日

定価1,500円 (本体1,429円)

ISBN4-88159-219-X C3061 \1429E

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